祗園カトリック教会の特色

当教会は、イエズス会管轄の修道会教会です。教会敷地内には、純心聖母会広島修道院、清心幼稚園が有ります。

1949(昭和24)年、日本と同じように戦後の復興に苦労するドイツの人たちから篤志を得て最初の聖堂が建てられました。1963(昭和38)年、聖霊に捧げて献堂された現在の聖堂は2013年、献堂50周年を迎えました。

ADDRESS

082-874-5198

広島県 広島市安佐南区 祇園 3-6-1

hikari@gionkyokai.jp

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3月8日 塩谷惠策 神父

March 9, 2020

3月8日 四旬節第主日

 

■マタイによる福音書 17:1-9

(そのとき、)イエスは、ペトロ、それにヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。イエスの姿が彼らの目の前で変わり、顔は太陽のように輝き、服は光のように白くなった。見ると、モーセとエリヤが現れ、イエスと語り合っていた。ペトロが口をはさんでイエスに言った。「主よ、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。お望みでしたら、わたしがここに仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」ペトロがこう話しているうちに、光り輝く雲が彼らを覆った。すると、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」という声が雲の中から聞こえた。弟子たちはこれを聞いてひれ伏し、非常に恐れた。イエスは近づき、彼らに手を触れて言われた。「起きなさい。恐れることはない。」彼らが顔を上げて見ると、イエスのほかにはだれもいなかった。一同が山を下りるとき、イエスは、「人の子が死者の中から復活するまで、今見たことをだれにも話してはならない」と弟子たちに命じられた。

 

■塩谷神父さまのお話

 今日の御ミサには数人ほど来られるのかな、と思っていました。ところが、これだけ沢山の方が御ミサに、そしてイエス様の御聖体を拝領するためにおいでになった、そのことに祇園教会の信仰の底力を感じました。

 下関で感染なさった方が出ました。今朝、広島に来られている片柳神父さん(宇部教会)に聞いたら、宇部、小野田の教会では「今日、そして15日のミサはありません」とのことでした。百瀬神父(山口教会)によれば、「山口教会はミサはするけれども、全員マスク着用。司祭もマスクをつける」とのことでした。

 

 さて、ペトロたちは雲の中からの声を聞きました。「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者。これに聞け」。この御言葉を、私たちも人生の終わりに聞きたい。この御言葉を神様からいただけたら、私たちの人生は、本当によかった、生まれてきてよかった、生きてきてよかった、と言えるものとなります。どんなにこの世で苦しみがあっても、不幸や悔いるものに出会ったとしても、最後に「あなたは私の心に適う者、私の愛する子である」と言われたら、それで十分です。そしてその時、神様を仰ぎ見る。「至福直観」と言いますが、顔と顔を合わせて神を見まつる。そうなったらもう、何もいらない。この世の最高の幸福ですら色あせてしまう。アビラの聖テレジアなどの神秘家は、観想の中で神様を垣間見る恵みをいただいたとされます。そうなると、すべてが取るに足らないものとなり、神様だけになる。

 ペトロは輝くイエス様を見ると、もう無我夢中になって、「私たちがここにいるのは、すばらしいことです」と言います。これ以上素晴らしいことはありません。もうずっとここに居ましょう、ですから小屋を建てます、と言います。ルカの福音書などには、「自分が何を言っているのか分からなかった」とも記されています。材料をどこから集めてくるのか、そのようなことは一切考えずに、「ここに仮小屋を三つ建てましょう」と言うわけです。このままずっと、この時間が続くようにという願いの表れでしょう。父と子と精霊、三位一体の永遠の命に迎え入れられることの素晴らしさを、私たちの日々の生きる目的としながら、力強く歩んでいきましょう。

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